
本記事はこんな方へおすすめ
・仕事や日々のことに頑張れずに心身の疲労を感じてしまうことがある方
・仕事が終わると疲れた…とそのまたぐったりとしたまま1日を終えてしまう方
・毎日の疲労感が抜けずに日々を過ごしている方
突然ですが、
あなたは仕事で頑張れないと感じたり、疲れてしまったりすることはありますか?
株式会社ネオマーケティングが実施した疲労に関する調査において、20代から30代が疲れを感じるシーンは以下の3つでした。
- 起床時
- 仕事から帰宅する時、仕事中
- 寝る前
また、その原因として挙げられているのが睡眠不足と仕事でした。
【参考】
全国の20歳以上の男女1000人に聞いた「疲労対策に関する調査」
それでは、あなたにとって、睡眠不足になってしまう原因は何ですか?
その中の一つが、「残業」でしょう。
仕事が頑張れない、疲れが取れない…そんな生活を繰り返してしまっていませんか?
つまりは、日々の活力を失ってしまう原因は仕事なのです。
こちらの記事では、以下のようなことについて取り上げていきます。
この記事でわかること
・仕事が頑張れない、疲れたと感じる原因3つ
・疲れをそのままにしておくデメリット
・頑張れない時や疲れた時にすると良いこと3つ
この記事を読んで、毎日の疲れや頑張れない日々から少しでも脱出してみませんか?
目次
仕事が頑張れない、疲れた…と感じてしまう3つの理由

それでは、どうして仕事が頑張れなかったり、仕事で疲れてしまうのか。まずはその原因から見直していってみましょう。
もちろん、これ以外にも理由となりうる要素は様々です。自分にとっての原因はなんなのか。
日々の仕事や自分のことを見つめ直すことも大切です。
成果が出ないから
元Googleの人事であるピョートル・フェリークス・グジバチ氏は、「成果が出ないこと」が原因であると話していました。
大したことをしていないし、成果も出てないのに疲れてしまう。そうしてその原因こそが「疲労感」であると発言していました。
このように、仕事に疲れていることで成果が出ず、頑張れない…この負のループこそが仕事が頑張れない原因であるということが言えるでしょう。
【参考】
日本の会社員がやたら疲れている根本的理由 - 東洋経済オンライン
楽しくないから
筑波大学を中心とした研究結果によると、
脳は退屈なこと(刺激が少ないこと)に対しては、活性化が抑えられてしまい、眠くなってしまうということが明らかになっています。
このように、仕事が楽しくないと脳は刺激を感じることができず、結果的に眠くなってしまうのです。
そのために、仕事に頑張れない状態になってしまうのではないでしょうか。
ストレスを感じるから
疲労感の最大の原因はストレスです。
人間の脳には、大脳辺縁系の扁桃体という部分があり、プラスのことやマイナスのことに反応します。
マイナスのことに反応すると、適度なものであれば抵抗力を身につけるための手段としてプラスに働くのですが、過剰な場合疲労感となってしまいます。
そのため、ストレスが続くと疲労が蓄積きしてしまい、疲れた…と感じてしまうのです。
皆さんの職場の中でこんなことはありませんか?
- 人間関係での悩み
- 仕事量が多い、負担になる
- 仕事環境が悪くて体の調子を崩している
このような会社でよくあるマイナスの要素に伴うストレスの蓄積は疲れた、頑張れないという気持ちの原因になります。
頑張れない…疲れた…そのまま放置してると大変なことに!?

ここまでで疲れた、頑張れないと感じる理由について説明してきました。
それでは、そのような状態を放置しておくとどうなってしまうのかということについて、身体面と精神面の双方からご説明していこうと思います。
身体面の悪影響
以下のような症状が現れるリスクがあります。
・頭痛
・めまい
・腰痛
また、心臓病やアトピー性皮膚炎のような病気を発症してしまう原因になると言われています。特に心臓病の場合、命が関わるリスクがあります。
それほどに頑張れない、疲れたという感情は危険のサインなのです。
精神面の悪影響
また、精神面では以下のような症状が現れるリスクがあります。
・うつ病
・不安障害
・PTSD
メンタルが不安定になるだけでなく、最悪休職や退職に至る可能性さえあります。そのため、少しでも疲れが酷いと感じたら対策を取らなくてはなりません。
【参考】
ストレスが原因で起こる体と心の不調・症状・病気まとめ - NHK
頑張れない時や疲れた時はこうすると良い3つのこと

それでは、頑張れない…疲れた…という気持ちを感じて、心身をきたす前にどのようなことをすればいいのか。
具体的な例をいくつか挙げていきます。
この記事を読んでいる方で、もしお仕事にストレスや疲労を感じている方がいらっしゃったら、今すぐ実行に移しましょう。
こちらの記事では厚生労働省のこころの健康に関する記事をもとに、疲れをとる方法についてご説明していこうと思います。
【参考】
睡眠
あなたは1日何時間の睡眠をとっていますか?
人間は1日7時間程度は睡眠を取るべきだという研究結果があります。
睡眠を取ることで交感神経を休め、リラックスすることが可能なのです。
そのため、体や脳を休めるためにも1日最低でも6から7時間の睡眠を取るようにしましょう。
休養
人間は好きなことをしたり、ゆっくりと休みを取ることでストレスを発散することが可能です。
脳の扁桃体はストレスに対しての反応とは逆に、楽しいことにはプラスの反応を示すことが脳科学的に明らかになっています。
もしもあまり休みをしっかりと取れていないという方は、たまには有給休暇などを活用して身体をゆっくりと休めることで、体の疲れをとることも大切ですよ。
環境を変える
睡眠時間を増やしたり、有給休暇を取っても体が休まらない…という方はおそらく原因はあなた自身ではなく、普段の環境にあると言えます。
日々のストレスにさらされ続けてしまい、あなた自身の疲れが深刻化していまっている可能性が非常に高いです。
そこまで行くと、自分自身を変えてもどうにもなりません。球速は一時的な解決にしかならないためです。
仕事場の環境や、勤務状況を冷静に見直したうえで、もし何かがおかしいと思うのであれば転職や休職などの手段をとることも大切です。
まとめ 頑張れない…疲れた…とお悩みのあなた。その原因は仕事であるという理由を3つ紹介

それでは今回のまとめです。
- 頑張れない…疲れた…という気持ちの原因は仕事にあることが多い
- 疲れが蓄積した状態や、頑張れない状態が続いてしまうことで心臓病など死に至る可能性もある
- 大切なことはストレス発散となる楽しいことをしたり、睡眠をとることで脳を休めることや、環境に原因があるのであればその環境を変えることである
このように、人間にとっての疲労感ややる気が出ないという気持ちは脳からのSOSサインなのです。
そのため、少しでもまずいと感じたらまずは心身を休めて、リフレッシュすることが大切になってきます。
また、数日間のリフレッシュでも足りない場合は職場の環境などに問題があるため、上層部に相談したり、職場自体を変更することでストレス減と距離を置くことが大切になってきます。
あなたのことを思いやることができるのはあなた自身のみなのです。そのためにも、少しでも疲れていると感じたときは、自分自身をしっかりとねぎらってあげるようにしましょう。
それでは今回は以上です。