
本記事のテーマ
- 独身貴族でいることのメリットを知りたい
- プライベートでも独身はメリットがあるのか
- 独身でいることのデメリットは
今回はこんな悩みについての解説です。
この記事を読んでわかること
- 独身の人は仕事に時間を使える
- 独身の人は自分のためだけに時間とお金を使える
- 独身でいることのデメリットは家族との時間を過ごせない
なぜ結婚をしないで先延ばしにしてしまうのか?
結婚しなくてはいけないとは思っているけど、自分のライフスタイルを崩したくない。
なかなか結婚への踏ん切りがつかない。
そんなあなたはぜひこの記事を読んでみてください。
実は内閣府の2016年のデータによると、30代前半で未婚の人は47.3%と半数近くもおり、また2010年のデータになりますが、30代後半になると35.6%もの人が結婚していないという事実があります。(引用:内閣府結婚応援フォーラム)
この背景には、経済的に家族を養っていけるか不安だと思っている人や、そもそも好きな人と一緒に生活することに疑問を持っている人も。
そんなあなたに知っておいてもらいたいことがいくつかあり、
それは、
- 病気になっても自分のことは自分で面倒を見なくてはいけない
- 親を心配させてしまう
病気になって心身ともに弱ると、急に孤独を感じてしまうこともあります。
また、早く親に孫の顔を見せてあげたいと、焦りが出ることもあるでしょう。
このようにデメリットも知っておかないと、後々大変な思いをするかもしれません。
それでは解説していきます。
本記事の信頼性

これまでに部下600名近くと仕事をし、仕事術も教えてきました。 仕事術に関する本は100冊以上読破。
プライベートではライター業を兼任。ココナラで仕事の悩み相談も受付中です。
目次
独身貴族はずるい!?30代の約半数が未婚でいる要因とは?

そもそも日本で独身が増えている理由についてまずは解説していきます。
財務総合政策研究所が2015年に行ったアンケートによると、30歳~34歳と35歳~39歳の男性ともに同じ理由が上位3つを占めました。
それは以下の通り。
1位:適当な相手にはまだめぐり合わない
2位:結婚する必要性をまだ感じない
3位:独身の自由さや気楽さを失いたくない
(引用:財務総合政策研究所)
このような結果となりました。
ただこれらの理由の他にも、独身でいることのメリットが仕事やプライベート面であるようです。
次から詳しく見ていきましょう。
独身貴族はずるい!?仕事面のメリット4選

独身の人は既婚者に比べて、仕事面でこの4つのポイントで有利になると言えます。
- 仕事に時間を割ける
- 転勤や移住も自由
- 必死に働かなくても良い
- いつでも仕事を辞められる
1つずつ解説していきます。
仕事に時間を割ける
独身貴族は、既婚者に比べて仕事に時間を割け有利です。
なぜなら家族のトラブルなどに巻き込まれなくて済むから。
そうなると、
- 残業
- 夜勤
- 早朝出勤
- 休日出勤
- 接待
など家族に気を使うことなく、自分の気の赴くままに働けます。
また、残業などをすると残業手当が付くことも多いので、収入が増えるでしょう。
仕事の効率化や生産性向上は既婚者だけではなく独身の人もできるので、あとは個人のスキルとどれぐらい時間を割けるかになれば、独身の人は既婚者に比べて有利です。
転勤や移住も自由
独身貴族の人は、転勤や移住もしやすくなります。
家族に迷惑をかけることなく、自分一人で引っ越せるからです。
家族がいる人の場合は、以下のような心配事がありなかなか二つ返事という訳にはいかないでしょう。
- 家族を連れて行くのか?
- 自分一人で行くことになった場合、家族と会えなくなるのが寂しくないか?
- 家を買っていたら手放さないといけない
- 奥さんの家族や友人、仕事を手放す必要性があることも
- 子供が幼稚園や学校に通っていたら、転校を考えなくてはいけない
既婚者の方はこういったリスクがあります。
その点独身の人は、仕事と働く場所さえ決まってしまえば、すぐにでも出発できます。
こういった点を見ても、独身の人は既婚の人に比べて転勤や移住がしやすくなります。
必死に働かなくても良い
3つ目のメリットとして、必死に働かなくても良いという点があります。
自分一人が生きていけるだけの収入があれば、無理をして頑張る必要などないからです。
例えば、
- 家に帰ったら寝るだけの残業生活
- 心身ともに疲れ果てる出世争い
- 体調が悪くても働かなくてはいけない
これだけのストレスを受けなくて済みます。
これが既婚者なら、家族のために必死に働かなくてはいけません。
こういった点でも、独身の人は気楽に働けます。
いつでも仕事を辞められる
最後のメリットは、仕事を辞めたくなったらいつでも辞められるということです。
既婚者が会社を辞めるとなれば、奥さんに相談しなくてはいけませんし、家族を養っていけるか精神的にも不安定になるでしょう。
それが独身の人は「上司と合わない」「パワハラを受けている」などのことがあっても、いつでも辞められるので精神的に楽です。
仮に仕事を辞めても何か月か働かなくてもいい貯えがあれば、休職することもできるでしょう。
独身貴族はずるい!?プライベートのメリット3選

仕事面でのメリットは説明しましたが、プライベートの面では以下の3つのポイントでメリットがあります。
- 自分のためだけにお金を使える
- 時間がある
- 投資ができる
1つずつ解説していきます。
自分のためだけにお金を使える
独身貴族の人は、自分のためだけにお金を使えます。
家族がいる人は、家族を養なわなくてはいけないので、自由に使えるお金が人によってはありません。
その点独身の人は、以下のようなことにお金を使えます。
- 家族に気を遣わずに飲みに行ける
- 飲み代をおごれる
- 高価な車や時計、服などが買える
- 自分の趣味にお金を使える
このように自分のためだけにお金を使えます。
仮に月の収入が20万円だとして、生活に最低限必要なお金が10万円だとすれば、残りの10万円は自由に使えるでしょう。
また、余ったお金を家事代行などのサービスに使えば、時間という余裕も生まれます。
時間がある
独身の人は既婚者に比べて時間があります。
既婚者は休日でも家族サービスなどをしなくてはならず、大型連休があっても家族で行動しなくてはいけないからです。
その点独身の人は時間があるので、自分のためだけに時間を使えます。
例えば、
- 仕事や転職のためのスキルアップの勉強
- 英会話スクールなどの習いごと
- 体調管理でジムに行く
などのことができます。
また、仕事に疲れたときなどは一日中寝ていても誰にも文句は言われません。
投資ができる
独身の人は、投資を始めやすいです。
家族がいる人の場合は、失敗したときのリスクが高いのでなかなか手が出しづらく、その点独身の人は失敗したときのリスクが少なくて済みます。
特に株やFXなどでお金を稼ぎたいとなった場合、相当のリスクがあるのが事実です。
FXはハイリスクハイリターンのトレードで、詰まるところ資金力がものをいいます。
そう言った点でも、お金とこれまで培ってきた知識がある30代の男性に投資はおすすめです。
独身貴族でいることのデメリットを4つ解説

ここまでメリットばかりを見てきましたが当然デメリットもあり、以下の4つは知っておきたいところです。
- 不規則な生活になりがち
- 家族との時間を過ごせない
- 病気のとき自分の面倒を自分で見なくてはいけない
- 親を心配させてしまう
1つずつ解説していきます。
不規則な生活になりがち
一人だと誰にも干渉されなくなり、どうしても不規則な生活を送るようになります。
家族がいる人は、なかば強引にでも規則正しい生活を送ることになります。
家族がいれば奥さんが朝ご飯を作ってくれますし、子供の送り迎えをする場合は必然的に早い時間に起きなければなりません。
休みの日もダラダラと過ごすのではなく、家族と外出したり、子供の学校の行事に参加するなどメリハリのある生活を送れます。
家族との時間を過ごせない
家族とのあたたかな時間は、どうやっても過ごすことはできません。
家族との時間は、実際に家族を持った人にしか味わえないものです。
夫婦で過ごす時間、子供の成長、家族旅行などはお金では買えません。
また、「家族がいるから頑張れる!」という、仕事の原動力になったりもします。
病気のとき自分の面倒を自分で見なくてはいけない
3つ目のデメリットは、病気になったときです。
体調が悪くても、日常のことはすべて自分でやらなくてはいけないですし、入院したときには自分の面倒を見てくれる人を探さなくてはいけません。
奥さんがいる人は洗濯もしてくれますし、ヒマつぶしグッズを買ってきてもらうこともあるでしょう。
また、病気などになると急に孤独を感じることもあります。「このまま孤独死するのかなぁ…」などと不安になる人もいます。
親を心配させてしまう
最後のデメリットは、親を心配させてしまうということです。
自分の子供の幸せを願わない親などいません。
両親が高齢であるほど、早く孫の顔を見せたいと焦ってしまうこともあるでしょう。
親に「彼女はいないの?」「結婚はまだ?」などと聞かれると「大きなお世話だ」と思うこともあります。
そういったわずらわしさがある点も、独身のデメリットでしょう。
まとめ 独身貴族はずるい!?30代で約半数もの人が未婚でいる要因とは?

独身貴族でいることには、メリットやデメリットがそれぞれあるようです。
大事なのは、「自分で選択する」ということだと思います。
誰かの意見に流されて好きでもない人と結婚した場合、それが幸せと言えるでしょうか?
肩身の狭い結婚生活を送るかも知れません。
重要なのは、「いつ結婚するのか」ではなく、「どうやったら幸せになれるのか」だと思います。
それでは今回は以上です。