本記事のテーマ
・いつも他人からの評価を気にしてしまう
・人間関係で悩んで毎日疲れている
・周りを気にしがちな性格を何とかしたい
今回はこんな悩みについての解説です。
この記事を読んでわかること
・反応しない練習をすれば辛い人生が楽になります
・自分の人生にとってプラスになることだけに反応しよう
・無駄に反応ばかりしていると疲労してしまう
本記事の信頼性
これまでに部下600名近くと仕事をし、仕事術も教えてきました。 仕事術に関する本は100冊以上読破。 またここ数年では接客、人材育成についてのコンサルを受けました。 現在は副業としてブログをやりながら副収入を得ています。
今回はいつも他人の一言を気にしすぎてしまう、そんな怠け者サラリーマンに読んでほしい記事となっています。
「反応しない練習をして人生をもっと楽に生きましょう」
この記事を読んでいる人はいつも他人のちょっとした言葉や言動が気になったりしてイライラしたり落ち込んだり悩んだりしていませんか?
実はこうした悩みはどれも「無駄な反応」なのです。
本当は誰もが「動揺したり反応しないイケてる自分でいたい」と思っているはずです。
でも現実は他人の評価、ネットにあふれる情報に「つい反応」して、ストレスを感じて疲れている。
それが多くの人の現実ではないでしょうか。
本記事の結論としては
・自分にとってプラスになること以外はすべて反応せず無視しよう
・つい反応してしまったら自分を客観視して反応するべきか考える
この2つの方法が重要なポイントです。
世の中にはあなたの今後の人生にとってどうでもよいことばかりが転がっています。基準はすべて自分にとってプラスかどうかです。
それでは詳しく解説していきます。
また今回はこちらの本を参考にしました。
目次
反応しない練習をして、他人からの一言を気にしないで生きる
人間は何千年たっても人間関係やしょうもない悩みで悩んでいる
今回の記事の軸となっているのはブッタの教えです。
ブッダは約2500年前から人々の様々な悩みにアドバイスをしてきました。
人間は2500年前も人間関係で悩み、そして現代も人間関係で悩んでいます。ですからきっとこの先100年後も人類は人間関係やその他しょうもない悩みで悩んでいるでしょう。
人間は目の前のことに反応して生きていると損をするようにできている
質問ですが、
あなたは職場で同僚のちょっとした一言にイライラし、その結果言い争いになって時間もエネルギーも無駄に浪費したなんて経験ありませんか?
そういった悲劇は日本のいたるところで毎日起きてるんです。
反応しなければいい。そうすれば無駄な口論をしてエネルギーも時間も使わずに済んだのです。
全ての悩みは心の反応から生まれる
全ての悩みや怒りは相手の言動から生まれるのではなく、自分の心の反応によって生まれているということです。
相手は心の中では「つい口が滑ってしまった、そんなつもりは1ミリもなかった」申し訳ないと思っていたかもしれない。
あなたは勝手に相手を悪者だと判断して怒りやストレスを自分で作り出したのです。
大前提として常の人間の心は快感を求めています。
そして自分にとって都合の悪いことは悪。
だから人間は相手の事情はすべて無視して、自分に都合の悪い相手を悪者だとすぐに決めつけるんです。
反応したところで意味がないことが分かっている人は怒らない
勝負強い人や仕事のできる人、ここ一番で成果を上げられる人は、こういう心の状態にあります。
逆にメンタルが弱い人、気の弱い人は、小さなことについ反応してしまっているのではないでしょうか。
沈黙は口論よりも雄弁である
イギリスの哲学者 トーマスカーライルはこういう名言を残しています
「沈黙は口論よりも雄弁である」
何も語らず黙っていることは時として何かを言うことよりも大切であるという意味です。
日本でいうならば口は災いの元ということです。
世の中のどうでもいい情報にもいちいち反応して良い悪いを判断している
人間はそもそも世の中のどうでもいい情報にもいちいち反応して良い悪いを判断しています。
毎日のテレビやSNSでのニュース、芸能人の不倫や破局、そういったことに反応してもあなたの人生はちっとも変わらない。
人間はいちいち反応してわざわざ判断しようとする
あいつは良い悪い好き嫌い正しい正しくないという具合に。
人間は決めつけたり思い込んだりして判断するのが快感
なぜ人間はこんなにどうでもよいことを判断しようとするのか?
その理由は人間は決めつけたり思い込んだりして判断するのが快感だからです。
ニュースやSNSのコメ欄を見ていてもわかりますが、皆好き勝手に言いたいことを言います。
今や誹謗中傷がよく話題になっているのがその証拠で、上から目線で分かったふりをして判断するのは気持ちがいいわけです。
ここまでで他人の言動だけでなく、世の中のほとんどのことは反応する必要のないどうでも良いことだということが分かりました。
ではどういったことには反応するべきなのか?また反応しなくてよいこととは?
解決する方法は「反応する基準を見極めること」
反応する基準は自分の人生にとってプラスになるなら反応する。逆に人生にとってプラスにならないなら反応しないということです。
例えば自分の趣味に関する情報や知見を広げるための話。またこれは自分の将来に役立ちそうだなと思うことはどんどん反応するべきです。
逆に他人のどうでもよい一言や言動に怒っても自分のプラスには一切ならないので反応せず無視しましょう。
人は反応するだけでエネルギーを使い、疲れてしまうのです。
なんでもかんでも反応して判断してを繰り返していたら判断疲れを起こしてしまいます
どんなゲームを買うのか迷いながら決めたり、友達とどこに遊びに行こうか決めるのは疲れますよね 。
そうすると人は疲れます。一日に使えるエネルギーと時間は限られているのです。
大切なこと以外は全部無視し、反応してはいけません
他人の一言から始まり、この世の中のことは大抵どうでもいいことばかりです。
エネルギーを無駄なことに使わず自分の人生にとってプラスのことだけに反応しましょう。
だから大切なこと以外は全部無視し反応しないように。
どうしても反応してしまう、そんなときはどうすれば良いのか?
でも頭でわかっていても実際には判断しないって難しいんです。
例えば 店員さんの馴れ馴れしい態度とか SNS で 誹謗中傷されるとついつい傷ついたりイライラしてしまいます。
そういったときはどうすれば良いのでしょうか。
反応しそうになったら自分を客観視することが必要
そこで反応しそうになったら自分を客観視することが必要です。
自分の体から幽体離脱して横からイライラしてる自分を見るイメージです。
冷静になって自分を見てみると、「自分は今イライラしているな」 と客観的な立場から見えるはずです。
客観視して自分の人生にプラスかなと考えてみる、プラスじゃないならもう反応しない
客観視すると、「あれ自分は今反応してるな」と気づくことができる。
もし気づくことができたらこれに反応して自分の人生にプラスかなと考えてみる。
プラスじゃないならもう反応せず無視しましょう。
一旦冷静になると、なんて馬鹿らしいことに反応してるのかって気づくことができます。
深呼吸をしてみましょう。ちょっと考えて沈黙を続ければ、「自分はなんて馬鹿らしいことに反応してるのか」って気づくことができます。
無駄なことに反応しそうになっていたら一度冷静になって反応するのをやめることです。
まとめ 反応しない練習をして、他人からの一言を気にしないで生きる
他人の言動に反応しても自分の人生は一ミリたりとも前進しないでただたくさんの時間とエネルギーを無駄に浪費しただけです。
全ての悩みは自分の心の反応によって生まれている
無駄に判断すると悩むだけでなく疲れてしまう
自分の人生にとってプラスになることだけに反応すること
またイライラしたら自分を客観視してみてみましょう。
そうすればなんて馬鹿らしいことに反応してるんだと気づくことができます、
他人が自分の思い通りに動かない
他人のちょっとした一言がすぐ気になる
自分にゴールがあるように他人にも目指すべきゴールがあります。
そういったときは反応しなければいい、ただ黙ってじっと見ていればよい。
この記事が少しでもあなたのためになったのなら幸いです。
それでは今回は以上です。
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